2015年11月30日月曜日

地域創造論第07回「里海:海洋国日本の可能性〜「里海資本論」の可能性−里海からSATOUMIへ」

 みなさん、こんにちは。本日、1130日の地域創造論は統合的海洋教育・研究センター長の中村由行先生から里海についての講義がありました。
 里海とは「人手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった沿岸海域」のことを言います。講義は里海に対する研究、取り組みや世界的な評価の移り変わり(里海からSATOUMI)から始まりました。
 その後、島根と鳥取にまたがる中海におけるアマモを例にとり、物質循環、生態系、人とのふれあいなどの視点から里海づくりの重要性が示されました。
 そして、最後に「東京湾は里海か?」という視点から、東京湾の今昔や現在の環境的な背景を抑えつつ、検討されている東京湾の再生に向けた方向性を紹介いただきました。

 次回からはグループワークに移り、12月14日(月)には中間発表となります。

2015年11月26日木曜日

地域創造論06回「里地里山の保全と活用〜日本及び海外の取組から〜」

 みなさん、こんにちは。本日1126日の地域創造論は地域実践教育センターの小池治先生から里地里山についての講義でした。
 日本の里地里山荒廃の原因から始まり、神奈川における里地里山の現状やそれに対する行政の取り組みや、本学の研究調査が紹介されました。その後に世界に見る里山に対する取り組みとして、世界遺産への認定事例や、欧州の条約、イタリアの農村景観とアグリツーリズモなどを紹介いただきました。
 授業の最後では学生参加で里地里山を未来に繋ぐためにはということでアイディアの発表が行われました。

 次回は、1130日(月)に統合的海洋教育・研究センター長の中村由行先生から「里海:海洋国日本の可能性〜「里海資本論」の可能性 里海からSATOUMIへ」というテーマでの講義となります。

2015年11月17日火曜日

地域創造論第05回「産業構造の変化と外国人労働環境をめぐって」

 みなさん、こんにちは。1117日の地域創造論は「産業構造の変化と外国人労働環境をめぐって」というテーマで山崎圭一先生の講義がありました。
 最初に、隣に座った人と議論を行い興味のあることを書き出し、それに応える形で講義が行われました。主に山崎先生の専門である、日本で働くブラジル人労働者を対象として、増加した経緯や、現在起こっている諸問題、それに対して行われている対策などについて、参加形式で学生も議論をしつつ問題について考えました。

 次回は1126()、小池治先生から「里山:日本および海外における状況と視点」というテーマでの講義となります。

2015年11月9日月曜日

地域創造論第04回 「まちづくりと自然環境」

 みなさん、こんにちは。本日の地域創造論は「まちづくりと自然環境」というテーマで環境情報研究院の小池文人先生に講義をしていただきました。
 講義の内容としては、まずは「まちの中の自然の意義」として自然が都市において気候の緩和や心理的な豊かさをもたらすことや、水の循環のシステム、動物(人間も含む)と都市の関係性について、データを用いながらご紹介いただきました。次に「まちの自然を設計する」というテーマで植物の生育条件等を整理した上で「自然とともにある街のライフスタイルを設計する」として、事例をまじえつつ幾つかの提案をご紹介いただきました。

 次回は1116日(月)で、国際社会研究院の山崎圭一先生の「産業構造の変化と外国人労働環境をめぐって」という内容の講義となっております。