皆さんこんばんは、11月13日
本日は【第6回 被災地の産業振興とエアドーム温室】ということで
都市イノベーション研究院 河端昌也先生に講義をしていただきました。
先生は主にプロジェクトを成功させるための技術者として関わっていたので、
この技術がどのようなものか、ということを中心にお話を伺えました。
写真の中に映っているのがそのエアドーム温室です。(みにくいですが)
このプロジェクトは新しいものを創造していくということでした。
その時に大事であったのは、姿勢だったと先生は感じておられました。
仕事を他の人とやって行くときに、ただ下請けに出すという感じではなく、
「チームとして開発にあたるという姿勢、協力してほしい、という姿勢」
があったため、非常に開発に取り組みやすかったとおっしゃっていました。
一つの事を達成するために、周りのみんなと協力する姿勢、ぜひ見習っていきたいですね。
今日は課題も一番下に掲載しているので、
学生の皆さんは確認してくださいね^^
さて、
内容としては以下の内容についてお話を伺いました。
・エアドーム温室(水耕栽培用の温室で通称「グランパドーム」と呼ばれている)の特徴
・開発のポイント
・新しい農業の一つの提案
[主な流れ、内容]
2010年 @秦野
6月プロジェクトスタート(震災以前よりスタートしていた。)
12月1号棟完成
1月にはレタス栽培開始(特にレタスが栽培しやすさや市場価格の関係から選ばれているらしい)
2.3号棟完成2012年 一棟2週間でできるのがポイント。
震災後、陸前高田にもつくられた。(草津、南相馬、北社などにも)
『そのままでは農業ができない土地(例えば潮をかぶってしまったところ)でも栽培が可能になる』『産業と雇用を作り出せる』
ということを聞いて、これからの日本の農業を考えて行く上で、一つの方向性が示されていていいなと思いました。レタス以外にも応用していければ、さらに可能性がありそうだとも思いました。
*You Tubeに参考動画がありました。
株式会社グランパ~最新鋭の植物工場グランパドーム。見据えるのは、農業の未来~
[主な特徴]
‐フッ素樹脂のフィルム(普通のビニールハウスに使われているものでは長持ちしない。) 旭硝子クリーンテック
‐レタスの成長に応じて外側へレタスを追いやることができる。
という仕組みを円形の場所を造って行うのが良いと考えたので、ドーム型の温室を考え
た。
‐雨は通さないけど熱は逃がすという仕組みはつくれないか。下から風を出して雨が入っ
てこない仕組みを作った。特許も取れた^^(換気用)
また、質問を通して10年で回収できるぐらいの費用(4億ほど?)、初期投資がかかる。
といった話や、雇用がそんなに数多く創出できないかもといったことも課題として挙がっているようでした。
最後に、今日思ったこととしては、何かと何かの掛け合わせで新しい物が生まれるといわれていますが、(J・W・ヤング)今回は農業の問題に対して(特にレタス、株式会社グランパはディズ○ーに販売しているようです。)収益を2倍にするためには?
といった普通の改善ではできないような質問にすることで、このような面白いアイディアが出てきたのではないかと思いました。
なので、おもしろいアイディアを出すためには、自身に問いかける質問を工夫してみると良いのではないかと感じました。
以下授業の課題ですので、
受講生の皆さんは確認をよろしくお願いします。
****************【授業課題】****************
グループワークのテーマ:ポスト3.11における新しい地域像
課題:講義で取り上げられる内容に関連する地域が抱える課題を選び,グルー
プでその課題の内容と解決策の検討を行う.
今後の予定:第10回目(12/4)には中間発表,第15回目(1/29)は総合討論
去年の取り組み例:
グループワークのテーマ:ポスト3.11における新しい地域像
課題:講義で取り上げられる内容に関連する地域が抱える課題を選び,グルー
プでその課題の内容と解決策の検討を行う.
今後の予定:第10回目(12/4)には中間発表,第15回目(1/29)は総合討論
去年の取り組み例:
http://www.webline.jp/info/chiki-ct.ynu.ac.jp/info_js/images/1366870558pljzs.pdf
個人レポート:
第8回目までの講義を踏まえて,
(1)見出された地域課題の内容
(2)解決に向けて必要な視点
について,自分の専門分野を活用して論じること
分量:A4一枚程度
提出:第9回目(11/27)の終了時
※第9回目には,前半部の振り返りをかねて,各自A4一枚程度のレポートを作成
し,それに基づいて議論をする
*************************************
個人レポート:
第8回目までの講義を踏まえて,
(1)見出された地域課題の内容
(2)解決に向けて必要な視点
について,自分の専門分野を活用して論じること
分量:A4一枚程度
提出:第9回目(11/27)の終了時
※第9回目には,前半部の振り返りをかねて,各自A4一枚程度のレポートを作成
し,それに基づいて議論をする
*************************************
今日は以上です。
お時間いただき、ご覧になっていただきありがとうございます。
岩崎俊貴
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