2014年10月8日水曜日

地域創造論 2014年度 第02回「神奈川地域にみる地域課題の諸相と取り組み、グループ分け」

みなさん、こんにちは。本日は2014年度の地域創造論、第02回目となります。
本日は、成績評価の方法と課題の内容についての説明があった後、グループワークのグループを決めました。
【課題の内容】
 今年度のグループワークは「ポスト3.11における新しい地域像」をテーマとして、各自が関心のある地域に対して、「グループで新しい地域像を考えるうえで解消すべき課題を選定し、その解決策の検討を行い、発表する」というものです。スケジュールについては、第05回(1105日)に「地域課題の設定」、第10回(1210日)に「中間発表」、そして第15回(0128日)に「最終発表」となっています。
【グループ決め】
課題を書き出し、似た関心ごとにまとめます
 グループを決める際には、まず各々が普段感じている、神奈川県内のある特定の地域、あるいはより一般的な現代の都市、農村、社会の抱えている課題をポスト・イットに書き出してもらい、比較的近い関心を持つ者同士で、かつなるべく専門分野が被らないようにしてグループ分けをしました。その際には、都市計画や環境、教育、社会学など、それぞれの視点に応じて、エネルギーや防災、外国人、空き家問題、治安・風紀イメージ、少子・高齢化、コミュニティ、教育、産業の活性化などさまざまな「課題」が抽出されました。中には近年の「和菓子離れ」を取り上げた人もいたのですが、それに対して先生方が食いつき、「和菓子と産業の活性化とその地域らしい暮らしだったら、面白くなりそうですね」といった具合に、みんなで「構想」を膨らませながら、時に期待に満ちながら、時に「誘導」されて、笑いも交えつつ、参加者の割り振りが行われました。
それぞれの関心同士がつながり、「構想」が膨らみます
 その結果、暫定的なグループとして「県西(秦野)」、「海」、「教育」、「産業」、「コミュニティ」の5つのグループが結成されました。もちろん、これは現時点での考えにもとづいたグループ構成なので、このテーマのまま最後まで行かなければならないわけではありません。しかし、グループの結成後、早速イメージ作りの話し合いを始めるグループもあるなど、最後にどんな成果が出てくるのかが、非常に楽しみになるグループ決めでした。


本日の内容は、以上となります。次回は、1022日、国社の小林先生による「国際的な難民支援と緊急援助」についての講義が予定されています。
山川博彰

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